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【Network】知っておきたいDNSの概要

 2022-07-16 (更新日:2022-07-16)
<解説>
 DNSとは、ドメインをIPアドレスに変えてくれるサーバのことです。
例えば、ブラウザより www.webdata.jp 接続しようとします。そのとき必ずDNSにこれはどのIPアドレスか 聞きに行きIPアドレスは(49.212.207.144)であると教えてくれます。今度はこのアドレスに対してで接続に行くわけです。 なぜかというと、インターネットのアドレスは全てこのIPアドレスで管理されておりこのアドレスに対して通信をします。 郵便に例えると郵便番号がIPアドレスで、ドメイン名が宛先のようなものとイメージ頂ければと思います。
 参考1)DNS:ドメインネームサーバのこと
 参考2)IPアドレス:インターネットプロトコルアドレス(インタネット規定された住所)

 今クラウドサービスを申し込むと、サービスにおいてはこのIPアドレスやドメイン名といったものをDNSへの登録を要求されます。 概要、意味ぐらい知っていないと、登録できないもしくは登録できても不安になります。

 Aレコード:アドレスレコード(ドメインに対するIPアドレスのこと)
 MXレコード:mailExchangeレコード(メール交換するためのIPアドレスのこと)
 CNAME:canonical Name(正式ドメインに追加のドメインを定義)
      例)www.sample.jp , mail.sample.jp , ftp.sample.jp のような場合
 PTRレコード:逆引きレコード(IPアドレスに対するドメイン名)
 AAAAレコード:ipV6のアドレスレコード(ドメインに対するIPアドレスのこと)

登録例
エントリー名 タイプ データ
sample.jp Aレコード 192.0.2.100
sample.jp MXレコード 10
www.sample.jp CNAME sample.jp
mail.sample.jp CNAME sample.jp
ftp.sample.jp CNAME sample.jp
※MXのデータでの10は複数のメールサーバの場合の優先順位として登録。一般的に10、20と設定されている。