<解説>
DNSとは、ドメインをIPアドレスに変えてくれるサーバのことです。
例えば、ブラウザより www.webdata.jp 接続しようとします。そのとき必ずDNSにこれはどのIPアドレスか
聞きに行きIPアドレスは(49.212.207.144)であると教えてくれます。今度はこのアドレスに対してで接続に行くわけです。
なぜかというと、インターネットのアドレスは全てこのIPアドレスで管理されておりこのアドレスに対して通信をします。
郵便に例えると郵便番号がIPアドレスで、ドメイン名が宛先のようなものとイメージ頂ければと思います。
参考1)DNS:ドメインネームサーバのこと
参考2)IPアドレス:インターネットプロトコルアドレス(インタネット規定された住所)
今クラウドサービスを申し込むと、サービスにおいてはこのIPアドレスやドメイン名といったものをDNSへの登録を要求されます。
概要、意味ぐらい知っていないと、登録できないもしくは登録できても不安になります。
Aレコード:アドレスレコード(ドメインに対するIPアドレスのこと)
MXレコード:mailExchangeレコード(メール交換するためのIPアドレスのこと)
CNAME:canonical Name(正式ドメインに追加のドメインを定義)
例)www.sample.jp , mail.sample.jp , ftp.sample.jp のような場合
PTRレコード:逆引きレコード(IPアドレスに対するドメイン名)
AAAAレコード:ipV6のアドレスレコード(ドメインに対するIPアドレスのこと)
登録例
エントリー名 |
タイプ |
データ |
sample.jp |
Aレコード |
192.0.2.100 |
sample.jp |
MXレコード |
10 |
www.sample.jp |
CNAME |
sample.jp |
mail.sample.jp |
CNAME |
sample.jp |
ftp.sample.jp |
CNAME |
sample.jp |
※MXのデータでの10は複数のメールサーバの場合の優先順位として登録。一般的に10、20と設定されている。